【料理に使う草7選】ハーブ・香草の特徴や効果、使用用途も!

無数にあるハーブや香草の中で、あなたは何を思い浮かべますか?

有名なのはバジルや三つ葉などでしょうか。

しかし名前は知っていても、実際の使い方や効果を説明できる方は少ないかもしれません。

そこで今回は、ハーブや香草とはどのようなものなのか、その特徴や使用用途などを解説していきます。

また数ある中から厳選し、メジャーなハーブや香草を7選ご紹介しますので、お料理や外食に行った際の参考にしてみてくださいね。

目次

料理に使うハーブ・香草とは?違いや使い方

ハーブや香草は独特な香りを持つことで知られており、どちらも料理の香りづけや保存料などに使います。

2つとも明確な違いはないとされていますが、文化的背景として使用用途が異なるとされています。

ハーブは基本的には西洋の料理に使われ、香りや味わいを楽しむために使用されます。

料理に使うことで香りや風味を引き立てたり健康に良い影響を与えたりするものが多いのが特徴です。

一方香草は、主に日本料理の風味付けや肉や魚の臭み取りに使われ、下ごしらえに使う際は食材の臭みを取り除くことができ、料理中や仕上げに使うと料理に香草の風味をつけることができるのです。

しかし、香りを楽しむという点ではハーブと同じで、あえて区別することはしていないようです。

有名なハーブ・香草7選!それぞれの特徴や調理方法

ここでは有名なハーブ・香草を7つピックアップしました。

それぞれの特徴や効果、どんな料理に使うのかをご紹介しますので、お料理の参考にしてみてくださいね。

バジル|特徴・効果・使う料理

イタリアン料理に欠かせないバジルは、その数なんと約150種類もあると言われています!

中でもピザやトマトを使ったパスタなどに使うスイートバジルは有名で、多くの方に知られていますね。

実はバジルには栄養がたっぷり含まれていて、以下のような効果・効能があるのです。

・殺菌、抗菌作用
・免疫アップ
・胃腸の働きを整える
・アンチエイジング
・リラックス効果

・貧血予防
・肌荒れ予防
・骨粗鬆症の予防
・塩分の排出

・アレルギー抑制

また、バジルには副作用はほとんどないのが嬉しいポイント◎

ただし、どんなものでも摂取し過ぎには注意が必要です!

バジルはピザやパスタの他にも、カプレーゼやジェノベーゼソースとしても使用されます。

ローズマリー|特徴・効果・使う料理

爽快感のある香りが特徴的なローズマリーは、料理やハーブティーに加え、消臭剤に使われるなど使用用途はさまざまです。

ローズマリーの効果は以下のようなものがあります。

・抗菌効果
・血行を良くする
・脳の働きを高める
・消化を促し胃腸の働きをよくする
・ストレスの緩和
・アンチエイジング
・毛穴を引き締める
・薄毛の解消

ローズマリーは刺激が強いので、摂りすぎには気を付けましょう。

調理では、魚料理や肉料理の臭み消しや香りづけに良く使用し、香り豊かな料理に仕上げてくれます。

カチャトラやソテー、オーブン焼きやハーブ焼きなどで活躍してくれますね!

また、その香りを活かし、ダシとしてスープや煮込み料理などでも使用しますよ◎

タイム|特徴・効果・使う料理

タイムは、ローズマリーのように肉や魚の臭み消しや風味付けに使われ、生の葉やドライハーブなどを利用します。

フレッシュなものよりもドライタイムの方が香りが強く、好みが分かれます。

タイムの効果も以下のようにさまざまです。

・殺菌、消毒効果
・感染症予防
・リラックス効果
・消化の促進
・脳の活性化
・肥満予防
・貧血改善

炒め物やグリル、時には煮物にも使用したり、グリルのトッピングとして添えたりすることもあります。

また、風邪予防や咳止めなどにハーブティーとして飲むと、効果が期待できます◎

ローリエ|特徴・効果・使う料理

ローリエは、料理の風味を引き立てる役割を果たしてくれるものです。

生の葉だと苦みやえぐみが強いため、乾燥させたものを使います。

ローリエの効果には、以下のようなものがあります。

・消化促進
・胃腸、肝臓、腎臓の働きを活発にする
・ストレス軽減
・冷え性や肌トラブルの改善
・炎症や痛みの軽減
・防虫効果

ローリエは主に、ポトフやロールキャベツなど、洋風の煮込み料理に使用されるのをよく目にするでしょう。

魚料理やマリネに使用したり、お茶として楽しんだりもできるほか、防虫効果としてクローゼットに入れておくことができますよ◎

三つ葉|特徴・効果・使う料理

三つ葉は料理の香りを引き立て、食欲が増す効果がありますが、独特な強い香りが好みを分けます。

しかし栄養素が豊富で、以下のように健康に嬉しい効果がたくさんあります。

・食欲増進効果
・がん、生活習慣病予防
・骨の健康を守る
・視力低下や肌トラブルを防ぐ
・貧血や冷え性の改善
・むくみ、高血圧の解消

お吸い物や卵とじ、お浸しなど日本料理に合う三つ葉は、添えるだけで風味を引き立ててくれます。

加熱すると香りや歯ざわりがなくなってしまうので、香りを楽しみたい方はアクを抜いた後、生のまま添えるのがおすすめです。

ミント|特徴・効果・使う料理

ミントは爽やかな香りが人気で、その種類は40種類ほどあるとされています。

料理やハーブティーはもちろん、薬用のミントは民間療法にも活かされているのだそうです!

メントールが豊富に含まれているのが特徴で、スース―する強い清涼感はここからきています。

ミントの効果は以下の通りです。

・抗菌効果(口臭、体臭予防)
・頭痛の緩和
・血管拡張作用
・覚醒効果
・ストレスから胃を守る
・老化防止
・メラニンの抑制

・アレルギー症状の改善

ミントと言えばチョコミントが有名なように、アイスやデザートによく使われますね。

他にはハーブティーや肉・魚料理とも意外と相性が良いのです◎

自宅でも育てやすいのがポイントで、風通しの良いところに置いておくと、ふわっとほのかに香ることができますよ!

チャービル|特徴・効果・使う料理

ケーキ屋さんやカフェに出てくるデザートに、ミントのようなパセリのような、謎の葉っぱが乗っていることがありませんか?

あれ、実はチャービルが使われている場合が多いのです。

甘くて上品な香りが特徴で、料理の仕上げに良く加えられて、以下のような効果があります。

・消化を助ける
・貧血予防
・疲労回復
・血行促進
・抗酸化作用
・生活習慣病の予防

オムレツやサラダ、スープなどにも彩りとして添えられ、名脇役として活躍してくれるんです!

食べてよいのか迷う方も多いですが、やわらかく香りも良いので、ぜひ機会があれば口にしてみてくださいね。

まとめ|ハーブや香草の特徴を知って料理に活かそう!

いかがでしたか?

ハーブ・香草は料理に役立つだけでなく、栄養素が豊富で健康に良い効果をもたらしてくれるものが多いです。

料理に添えらえていたら、ついつい残してしまいがちな方もいるかと思いますが、この機会にぜひ食べてみてくださいね。

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この記事を書いた人

趣味が多く一人行動大好きなwebライターです!

行事・食べ物・マンガ・キャラクター・イベント・本・陸上競技など、さまざまな情報や雑学について紹介していきます☺

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